2010 鈴鹿８耐③波乱のレース

今年の８耐も、やっぱり色々ありました！

ポールを取ったのは、ヨシムラの酒井選手。
終了間際に秋吉選手を上回るタイムをたたき出し、ヨシムラにとって1983年以来のポールを獲得いたしました。
そして決勝は、まずヨシムラの酒井が飛び出すと、それを２位で#634MuSASHi RT HARC-PRO.高橋巧が追いかけます。３位には#11F.C.C. TSR Honda秋吉耕佑が続きます。
その後ろには＃３３Keihin Kohara Racing Team伊藤真一、＃１YARTグウェン・ジャバニ等が続きます。

秋吉は、見る見るうちにトップとの差を地締め、１０週目にはついにトップに立ちます。
しかし、今年もやってしまいました！
追い越し禁止を示す黄旗が提示されていたにもかかわらず、それに気づかずに２回も追い越しをしてしまったため、ピットでのストップ＆ゴーのペナルティで３０秒のストップが２回も課せられてしまいました。
あ～。そういえば、コカコーラ・ゼロの８耐コラボのCMでもイエロー・フラッグ振っていたのに。。。
さらに、ジョナサン・レイが転倒しトップ争いからは脱落。

さらに、スタートから約４時間が経過したところで、ヨシムラの酒井選手が転倒！
これで楽になった＃634 MuSASHi RT HARC-PROがそのままリードを広げ優勝！

エヴァ初号機は序盤からトラブルが出てしまい、ピットで凍結されたので大きく順位を落としましたが、徐々に順位を上げて最終的には１５位でした。

他にも転倒するチームがいましたが、そんな中でも１時間もかけてピットまでバイクを押して戻ってきたチーム・エッチングファクトリーには、他のチームからも拍手が沸いていました。
この、たとえマシンが壊れても、メカニックが修復して直してくれることを信じて根性で戻ってくるシーンを見て、感動で胸が熱くなりました！

やっぱり耐久って感動物語です。

それにしても秋吉・ＪＲコンビは、最終的には３位まで追い上げるなんて、そのスピードは驚異的でした！

それでも勝てないのが８耐の恐いところです。

本当に何があるか最後までわからないのが８耐です。
チェッカーを受けるまでは、いくらトップを走っていても安心は出来ません。
あと１週というところで転倒やマシントラブルが出ればそれで終わりですから。

又来年もいけるといいな～。

コメント 3

個人的にはガレージハラダを応援していました。
数少ないK車で頑張っている姿に（T.T）
by miyaP (2010-07-29 23:10) 

政治的な情報もあったので複雑な心境の今年の８耐でしたが、
コハラＲＴの奮闘が良かったです。

もうちょっと格差が少なくなればもっと混戦で面白いんだけどなぁ。。。
by のりドム＆みさドム (2010-07-30 22:59) 

miyaPさん。のりドム＆みさドムさん。
コメントありがとうございます。

トップチームとそれ以外のチームとのタイム差が大きいのは自分もお感じています。
何か良い手がないでしょうか？
by TECH23-8010 (2010-07-31 07:33)