SSブログ

サマータイム・ブルース [災害]

以前このブログで紹介したRCサクセションの『サマータイム・ブルース』という反原発ソングが売れているらしい。

この曲の収録アルバム「COVERS」は当初東芝EMIから1988年8月6日に発売される予定だったが、突然発売中止となった。
その理由として、先行シングル「ラヴ・ミー・テンダー」(6月25日発売予定)ともども、新聞に「素晴らしすぎて発売できません」という広告が掲載された。
原子力産業に携わる親会社(東芝)からの圧力がかかったのではないかと噂されたが、その後、キティレコードから8月15日に発売されている。

とのことである。
自分も「COVERS」を買いましたが、反戦・反核の平和を訴えるアルバムです。なかなかの内容です。
「ラヴ・ミー・テンダー」もかなりきわどい歌詞で、まるで今の東電や政府に対する批判のようです。
そしてこのアルバムは、様々なゲストが参加していることでも楽しめます。
ちなみに「サマータイム・ブルース」には現・秋元康夫人の高井麻巳子、三浦友和、泉谷しげるがゲスト参加しています。

又、音質が非常に良いのには驚きました!
20年以上前の作品なのに、最近のCDの方が音質で劣っているなんて!
きっと、製作効率を優先して、音を丁寧に作りこむなんてしなくなっているのでしょうね。
これは、最近の日本の製品全般に言えることです。

生産性(利益)とカタログスペック(数字に表れる性能)を優先して、数字に表れない部分、例えば音質とか、ボリュームやスイッチのフィーリングとか使い心地の良さとか、その他もろもろのことを犠牲にしているのです。

そういった細かな作りこみが、いずれMADE IN JAPANの差別化になると思いますよ。
80年代の日本製品よもう一度!ってとこです。

 
PS
東京電力の電力使用状況のブログパーツはこちらです。
http://www.53pc.com/gadgets/
nice!(4)  コメント(3) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 4

コメント 3

Holyvin

最近の日本製品に対する一言に激しく同意!
モジュール化と共用化が進んで、
上位機種を買っても中身は安物、てな事もよくあるハナシ。
企業努力は評価するべきですが、
効率優先に偏り過ぎるのは喜ばしい事ではありません。
こういう意味でも、バブルの頃は楽しかったですねえ。
ちなみに私は今でも、自分でアナログディスクから
カセットテープにダビングした音質の方がiPod等より遥かに
”高音質”だったと認識しています。
ただ、最近はそのオーディオ機器たちも埃を被ったままですが…
by Holyvin (2011-04-14 10:38) 

うえいぱうわ

家電品も日本製ってより中国製が大半
ですもんね。
日本が生き残っていくには、極め細やかさ
とか質(性能だけじゃなくて)の向上がいる
と思うのですが。
年々質が下がっていく日本製品を見ている
と、この不安になってきます。
by うえいぱうわ (2011-04-14 12:24) 

TECH23-8010

Holyvin様。
自分もアナログディスクの音の方がiPodよりも高音質だと思います!音の粒立ちというか、楽器のリアル感が全く違います。

うえいばうわ様。
コストの安い中国製の家電は増えましたね。
今、国内で作っている家電はごく限られたものになってしまいました。

ただ、どんどんチープなものになっていく日本の家電の中で、東芝のレグザや、ソニーのウォークマンはがんばっていると思います。
特にソニーは、最近元気を取り戻しつつあるので、サムスンもびっくりするような突き抜けた製品を出して欲しいです。

ごろすけ様。xml_xsl様。
niceありがとうございます。
by TECH23-8010 (2011-04-14 22:49) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。